【管理栄養士監修】野菜の保存法の工夫で長持ちを実現!
買いだめ時に嬉しいアイテム一覧
公開日:2021.02.10 更新日:2022.09.13
管理栄養士・みりんスイーツ研究家
安藤ゆりえ
2020年以降、新型コロナウイルス感染症に当たり前のように向き合う「with コロナ」の時代に突入しています。コロナ禍においては不要不急の外出を少なくすることが求められるだけに、生活用品や食料品の買い出しに関してもまとめて一気に行う傾向が強まっています。
そうなると意外に困るのが「野菜の保存方法」です。健康や美容を考えるうえでも野菜は毎日摂取したいところですが、大量に買い占めても「気づいたら傷んでダメになっていた……」というケースも珍しくありません。保存の仕方を工夫するだけで食べ物を粗末に扱うのを防ぎ、なおかつ食費の節約にもつながります。
では野菜を長持ちさせるには具体的にどんな保存方法が最適なのでしょうか。食べ逃しを防ぐのに役立つおすすめアイテムとともに耳寄りな情報を紹介します。
1.コロナで買い物の頻度減少、
買いだめする機会が増加
新型コロナウイルス感染症の大流行によって、人々の生活様式は大きく変わりました。それはリモートワークの促進など働き方の面だけでなく、日々の買い出しやショッピングなどのライフスタイルにおいても例外ではありません。
料理写真共有アプリ「SnapDish (スナップディッシュ) 」を運営するヴァズ株式会社が2020年6月に行った新生活様式に関する調査では、新型コロナウイルスの影響を受ける前と比べて買い物の頻度が減ったと回答した人が51%にものぼると発表。また、買い物にかける時間についても52%が「短くなった」と答えているとの調査結果が出ています。
しかし、日々の生活において必須となる生活用品や食料品は極端に量を減らすこともできないので、コロナ禍においても以前と同程度の買い物をしていることが想定されます。つまり、買い物における頻度も時間も減っている中で生活必需品を確保するためには、1回の来店で効率的に必要な物を購入する「買いだめ」をする必要が出てきているのです。
2.野菜は買いだめをしても
傷んでしまう傾向に
食品を買いだめした際は、そのほとんどを冷蔵庫に入れるでしょう。しかし、ある程度日が持つ野菜ですが、種類によっては何日間もずっと冷蔵庫の中で放置していると当然のことながら傷んでしまいます。肉や魚などの生もののほうがすぐに傷んでしまう印象がありますが、冷凍保存という手段があります。賞味期限が迫ってきた肉や魚はタッパーに入ったまま冷凍保存しても、解凍のやり方次第ではほぼ冷凍前の状態を保つことができるでしょう。
しかし、野菜の冷凍保存に関してはそのままダイレクトに冷凍庫に入れるわけにはいきません。きちんとカッティングして、袋に入れて小分けにして冷凍するなど何かと手間がかかります。また、解凍した際に元の鮮度を保つためには、下処理が必要なものもあるなど簡単ではないのが実情です。そうしたこともあり、野菜を買いだめしても傷んでしまい結局使いきれずに捨てるというもったいない状況が生まれています。
3.主婦必見!野菜を正しく
保存することで食べ逃しを防ごう
野菜を買いだめした際は、それぞれの野菜に適した保存をすることが重要です。食べ逃しを防ぐためにも、食卓によく並ぶ主な野菜の保存期間と保存方法を紹介します。
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- 賞味期限
- 常温で夏場は1週間、冬場は1ヶ月ほど
- 保存方法
- 新聞紙か紙袋に包んで常温で保存しましょう。日が当たることで芽から毒素が生成されてしまうので、冷暗所での保存が最適です。
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- 賞味期限
- 常温で1~2ヶ月
- 保存方法
- 風通しのよい涼しい場所に丸ごと保管しましょう。カットした場合は種とワタをキレイに取り除いてからラップに包んで冷蔵庫に入れてください。1週間くらい持ちます。
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- 賞味期限
- 常温で2ヶ月
- 保存方法
- じゃがいもと同じく冷暗所で保存しましょう。しかし、新玉ねぎは水分が多いので冷蔵保存がおすすめです。新玉ねぎは3日ほどで食べきりましょう。
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- 賞味期限
- 常温で2~3週間
- 保存方法
- 新聞紙に包んでまるごと冷暗所に立てて保存しましょう。冬場ならカッティングしていない状態で2~3週間ほどもちます。夏場はラップに包んで冷蔵庫に入れると4~5日ほどがもちの目安です。
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- 賞味期限
- 常温で1週間、冷蔵保存で2~3週間
- 保存方法
- にんじんは湿気に弱いので、ビニール袋に入れて冷蔵庫に立てて入れるのがベストです。葉っぱは保存前に落とすようにしましょう。
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- 賞味期限
- 冷蔵保存で1~2週間
- 保存方法
- 保存前に芯をくり抜きましょう。キッチンペーパーを濡らして芯の部分に詰めることで鮮度が長持ちします。ビニール袋などに入れて冷蔵庫に入れてください。
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- 賞味期限
- 冷蔵保存で2~3日
- 保存方法
- 乾燥しないようビニール袋に入れて野菜室に入れましょう。カットしてしまうと切り口から傷み始めてしまうので1~2日で食べきることをおすすめします。
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- 賞味期限
- 冷蔵保存で1週間
- 保存方法
- 雑菌が付着しやすいヘタを取り、キッチンペーパーに包んでからビニール袋に入れ、ヘタが付いていた部分を下にして保管する方法がベストです。まだ青みがある場合は、しばらく常温保存することで追熟します。
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- 賞味期限
- 根がない場合1週間、根と土が付いている場合1ヶ月ほど
- 保存方法
- 新聞紙などに包んで、冷暗所に立てて保存しましょう。みじん切りにして冷凍した場合は、1ヶ月ほど保存が可能になります。
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- 賞味期限
- 冷蔵保存で3~4日
- 保存方法
- ラップに包んで冷蔵庫に入れましょう。ただし冷やしすぎると傷んでしまうので、あまり長持ちしません。
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- 賞味期限
- 冷蔵保存で5日
- 保存方法
- 葉を切り落とし、切り口をラップや湿らせたキッチンペーパーでくるみます。すぐに食べない場合は、冷凍保存をおすすめします。その際は1回分ずつに切り分け、冷凍保存用の袋に入れて凍らせましょう。
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4.野菜の正しい保存を簡単にできる
グッズはこれ!
前項で紹介したように、野菜はそれぞれの種類によって保存の仕方や期間が異なります。それだけに野菜を美味しく余すことなく食すためには、保存に関して工夫することが大切です。「野菜の保存が苦手」という方におすすめなのが、オカ株式会社が取り扱う「ベジマジシリーズ」です。ベジマジシリーズは、野菜の保存の不便を解決する便利グッズ。きちんと野菜を保存して冷蔵庫やキッチンをスッキリさせるのはもちろん、食べ逃しによる無駄も防ぎます。
ベジマジシリーズは、それぞれの野菜の保存に合った充実のラインナップ。キャベツや白菜を新聞紙のかわりに包んで保存する「つつむ」、常温保存が可能な玉ねぎやじゃがいも用の「つるす」、レタスやきゅうりなどサラダ用の野菜の洗う、水切り、保存が一台で叶う「あらう」、にんじん、きゅうりなどを立てて保存できる「たてる」など用途に合わせたアイテムを取りそろえています。
例えば、レタスをちぎって「あらう」に入れて水に浸し、プチトマトも投入。一緒に水切りをしてフタをして保存後にそのまま食卓に出し、残ったらまた冷蔵庫に入れるだけ。余計な洗い物が不要で便利なうえにサッと1品、野菜を食事に追加できます。また、「あらう」は、お鍋用にカットした各具材が余ったらフタをして冷蔵庫に入れ、翌日のお味噌汁に加えるなども可能です。余計な水分が下に落ちるので、余った具材が水に浸らず翌日も気持ちよく使えます。
また、「つるす」はスーパーでじゃがいもや玉ねぎを買う際、一個で買うより大袋6個入りがお得な場合もありますよね。その際に使用分の1個を除いた残りの5個をつるすことで最適な保存を実現します。野菜にはそれぞれの保存法があるだけに、各種に特化したベジマジシリーズは、非常に便利です。健康において欠かせない野菜を毎日摂取するためにも、保存方法を一工夫することが重要になります。上手な収納・保存を実現するためにも、ベジマジシリーズをぜひご活用ください。
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監修者:安藤ゆりえ
管理栄養士であり、みりんスイーツ研究家を自称する。フリーランスとして食品会社のレシピ開発や栄養指導のほかには、健康栄養情報を発信するWEBライターとしても活動。「食から健康を見直すならまずは毎日使う調味料から」をコンセプトに地元愛知県三河の八丁味噌や三河みりんなど伝統的な調味料を伝える活動もしている。その真心込めたレシピは、「美味しく、体にやさしく、時短も叶える♪ 」ともっぱらの評判。