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2022.09.15

【chiko 監修】「我が家べんり化計画」で叶うおしゃれ小物!
生活感が出ないシンプルな空間を演出

chiko
監修者
DIYクリエイター・インテリアデザイナー
chiko

部屋に置く家具やインテリアにこだわりを持っている方はたくさんいますが、そうした方でも意外と小物には気を使えていないケースもあります。たとえば、「モノトーンで統一したシックでスタイリッシュな部屋なのに、ティッシュ箱だけメーカーの派手なカラーが目立っている」「すごく清潔感があってマットやカバーも素敵なトイレなのに、掃除用洗剤や消臭スプレーが目につく点が玉に瑕である」など、細部のケアが行き届いていないせいで空間のおしゃれさが半減しているケースもあるでしょう。

「生活感のない暮らし」という表現があるように、近年では自宅においても、人が生活しているようには思えないほどシンプルでスッキリした空間を演出される方が増加傾向にあります。そんな自宅においてさりげないおしゃれさを演出したい方におすすめなのが、「我が家べんり化計画シリーズ」のアイテムです。今回は商品が生まれた背景を紹介しつつ、アイテムを配置することでどのように空間がおしゃれになるのかを解説します。

1.空間におしゃれさをプラスする「我が家べんり化計画シリーズ」

オカ株式会社が販売する「我が家べんり化計画シリーズ」は、4つのアイテムがあります。「フィルフィット 3WAYティッシュケース」「フィルフィット ペーパータオルケース」「フィルフィット 棚付きポケット」「フィルフィット 収納付き飾り棚」です。まずはそれぞれのアイテムの簡単な商品紹介をします。

●フィルフィット 3WAYティッシュケース

壁掛け、縦置き、横置きの3WAYで使えて、便利でシンプルなティッシュケースです。縦横どちらの向きでも置ける設計になっていることはもちろん、背面にフックをかけられる穴が一ヶ所空いているので、掛けても利用可能。ティッシュペーパーを袋のままBOXのまま収納でき、底面にカーブがかかった形のため接地面が汚れにくく、水回りでも使えます。

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●フィルフィット ペーパータオルケース

素材は陶器ではなく、ABS樹脂というプラスチック製の素材。強度と美しい質感を併せ持ちながらも、非常に軽いのが特徴です。水がはねても拭いてお手入れでき、汚れがついても丸洗いで清潔に使えるので水回りにぴったり。つなぎ目も少ないので汚れが落ちやすいのも特徴です。厚みのあるペーパータオルやキッチンペーパーを袋のままいれて使用できます。ペーパーの減った分だけフタが下がるので、取り出しやすく最後まで使い切れるのも利点です。

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●フィルフィット 棚付きポケット

どこでも気軽に、そして簡単に取り付けられる棚付きポケットです。日常的に掃除用の洗剤、消臭スプレーなどのアイテムを使用するトイレにおいて、意外と常設されていない小物用の収納棚の役割を果たします。収納棚の上の部分は取り外せるフタ付きのため、その上に時計やちょっとしたインテリアなども置けます。狭くてスペースが限られるトイレにおいて、収納スペースを生み出してくれるので非常に便利です。

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●フィルフィット 収納付き飾り棚

お掃除シートや生理用品などを収納できるコンパクトな飾り棚です。収納の容量はあまり多くはありませんが、その分、場所を取らずにスタイリッシュにトイレに必要な小物を保管できます。また、収納棚の上には取り外せるフタが付いているので、その上に時計やちょっとしたアイテム、予備のトイレットペーパーなどを置けます。 上記のように「我が家べんり化計画シリーズ」は、さりげないながらも非常に実用的で、かつシンプルなアイテムです。工夫次第で、使い方にもバリエーションをもたせられるので、小物がきちんと収納されておらず「生活感が気になる」という方には最適かもしれません。

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2.「我が家べんり化計画シリーズ」が生まれた背景と開発への想い

「我が家べんり化計画シリーズ」のアイテムは、いずれもシンプルで空間に馴染むものばかりです。そうしたアイテムが生まれたのには、どんなきっかけがあったのでしょうか。それぞれの商品が生まれた背景と開発者の想いから、アイテムのさらなる魅力に迫ります。

●フィルフィット 3WAYティッシュケース

【商品が生まれた背景】

ティッシュペーパーの箱は、メーカー発売のアイテムは非常に派手なパッケージのものが多い傾向にあります。そのため、家具やインテリアをそろえた空間に置くと、ちょっと浮いてしまうケースもあります。「ティッシュペーパーを袋のままやBOXで置かずに、さりげなく配置したい」という想いから生まれたのが「フィルフィット3WAYティッシュケース」です。

【商品開発への想い】

オカ株式会社のティッシュケースの商品としては、2011年販売開始した「コロ」がありました。ソフトパックティッシュの使用を想定したアイテムでした。そのコロの市場からの「よりいろいろなシーンやシチュエーションで使えると便利」というフィードバックに伴い開発されたのが「フィルフィット3WAYティッシュケース」でした。縦横のどちらの置き方でも使えるように工夫。横置きの際は、置く面との設置を少なくするようにデザインし、省スペースでも置けるように縦置きでもバランスが取れるように設計されています。また、フックを使用することで吊り下げ、壁掛けという第3の使い方を見出したことで、どこでもどんなシーンでも使えるティッシュケースが誕生しました。

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●フィルフィット ペーパータオルケース

【商品が生まれた背景】

まだペーパータオルの家庭での使用が定着する以前は、ホテルやレストランなどのトイレに使用される壁面への工事が必要な取付型が主流でした。その後、家庭でもペーパータオルの需要が高まったこともあり、さりげなくおしゃれに置けて誰にも使いやすい「フィルフィット ペーパータオルケース」が誕生しました。

【商品開発への想い】

「フィルフィット ペーパータオルケース」は2015年に販売をスタートさせました。もともとはホテルやレストランでの使用が一般的だったこともあり、プロが使用しても違和感がないようにデザインを極めてシンプルに構成しました。業務用として飲食店や公共のサニタリールームなどにも馴染みやすいシンプルなフォルムなのでプロはもちろん、家庭での普及を目指したアイテムです。一目で分かる使用方法と、一目で分かる紙の入れ替えのタイミングを重視。ペーパーの残りが少なくなると、フタが沈んでいく直感的に分かりやすい構造を心がけています。

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●フィルフィット 棚付きポケット

【商品が生まれた背景】

トイレに清掃用や消臭用のアイテムを複数置いている家庭も多いでしょう。ただ、それらを床に直接置いた収納ケースにまとめていると、掃除がしづらかったり、汚れがついてしまったりするケースがあります。トイレ空間をおしゃれに収納するために生まれたのが、「フィルフィット 棚付きポケット」です。

【商品開発への想い】

近年のトイレは、収納スペースがあらかじめ設置されているケースもありますが、使いやすく、インテリア性を重視したトイレ収納を求めるのであれば、「フィルフィット 棚付きポケット」の活用がおすすめです。オカ株式会社では、トイレ空間をまず「High+Middle」と「Low」の2つに分類しました。「フィルフィット 棚付きポケット」は「Low」のアイテムです。従来までのトイレの取付アイテムは、フックを打ち付けたり、専用金具を用いたりしました。しかし、それを「マジックテープ」のみの取付を可能にしています。 また、トイレの掃除用品はカラーや文字が目立つものが多いので、スタイリッシュなトイレ空間に馴染まないケースがあります。また、それらを床に置くとなると、清掃の際に手間となりました。「フィルフィット 棚付きポケット」はアイテムをおしゃれに隠せるだけでなく、トイレ掃除の動線も確保するなど、1つ設置するだけでもトイレ空間の演出に大きく貢献できるアイテムです。

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●フィルフィット 収納付き飾り棚

【商品が生まれた背景】

トイレに常備しておきたいお掃除シートや生理用品などの小物類。すぐ手に届く場所においておきたいけど、トイレの床に直置きはしたくないし、かといって網棚を設置してその上にアイテムを乗せると取るのが面倒です。そこで手ごろな高さに小物を収納できる「フィルフィット 収納付き飾り棚」を設置し、さらにその上に小物が置けるとトイレ空間が一気に機能的になります。

【商品開発への想い】

「フィルフィット 棚付きポケット」の際に説明したトイレ空間の2分割した際の「High+Middle」の領域で貢献するのが「フィルフィット 収納付き飾り棚」です。トイレットペーパーを使うように手ごろな高さに設置することで、トイレの汚れが気になる際にサッと取り出して拭ける、使用したいアイテムを取り出して使うことが可能になります。「マジックテープ」ですぐに取り付けられるので、使いやすい高さに調整することも簡単です。トイレのちょっとした隠したいアイテム、飾りたい小物を両立するためのフタがついており、さらに絶妙なサイズ感になっています。収納ができることが忘れるくらい自然で、かつ耐荷重1kgまでと小物置きとしての役割を十分に果たせる強度を誇ります。

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場所を選ばないシンプルなデザイン、使いやすい作りについてはすぐに分かりますが、商品が生まれた背景や開発者の想いを知ると、さらに活用の幅が広がりますね。

3.生活感の見えない工夫で暮らしをよりおしゃれにデザインしよう

自宅をおしゃれにしようとして頑張っても、生活感が見えるアイテムが目につくと、空間全体が映えなくなってしまうこともあるでしょう。でも生活感を見えなくする方法は、実は収納アイテムの活用などちょっとした工夫でまかなえるものなのです。

「自宅にものすごいおしゃれさは求めていないけど、万人受けするシンプルで清潔感がある空間にしたい」とお考えであれば、「我が家べんり化計画シリーズ」が最適です。今回紹介した用途以外にも、他のスペースでも何かと活用できるので、みなさんの希望する収納をイメージしつつ、新しい活用法を発掘してみるのも、また面白いかもしれません。

chiko
監修者:chiko

DIYクリエイター・インテリアデザイナーとして活躍。20年前に購入した、築10年の中古住宅を修繕するために始めたDIYにのめり込み、家具や雑貨の制作も手がける。ブログやSNS、動画で作り方を発信したところ、そのスタイルが認められたことがきっかけで著書を出版した。雑誌、テレビやラジオのDIY企画にも多数出演。活動の場は全国へと広がり、現在は新築モデルルームのデザインやDIY工房、空き家DIYプロデュースなど多岐にわたり活動中。

◎インスタグラム (WAGONWORKS 12万フォロワー)
https://www.instagram.com/wagonworks/
◎著書『let's DIY! カフェみたいなお家を作ろう』宝島社から発売

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