【樽川めぐみ 監修】
新年の幕開けとなる1月や新年度となる4月など新生活が始まる際には、生活用品を新調して気分を一新したいところです。特に長年にわたり使い古してよれよれのバスマットは、もうすでに買い替えのタイミングを迎えていると言えるでしょう。古いバスマットは見た目が悪いだけでなく、衛生面や機能性においてもデメリットが多いので、定期的に買い替えることをおすすめします。
ただ、一口にバスマットと言っても種類が豊富にあるだけに、どのタイプを購入すべきか迷う人もいるでしょう。そこで、こちらの記事ではバスマットを買い替えるタイミングや購入の基準となるポイント、おすすめのバスマットについて解説します。デザイン性や機能性を踏まえたうえで、新生活にピッタリなバスマットを選びましょう。
目次
1. バスマットを1年以上買い替えていない人が半数以上
年末年始や年度末などの節目の時期、引越し・転勤などのライフイベントの転機は、日用品を新調するチャンスでもあります。特に入浴やシャワーは毎日欠かさずにする人が多いだけに、気づかぬうちにバスマットがくたびれてしまっているケースも珍しくないようです。
オカ株式会社が実施した「バスマットに関する意識調査」によれば、20~60代の男女200人のうちバスマットを3年以上使い続けている人は全体の35.5%、1年以上使い続けている人は全体の54%にものぼります。バスマットは毎日の入浴やシャワー後に使用する消耗品でもあるので、半数以上が1年以上買い替えていない事実に驚きを隠せない人もいるでしょう。その一方で、バスマットの衛生面が気になる人は78%でした。つまり、中には「そろそろ古くなったし買い替えたい」と思いつつも、タイミングを逸している人も多いのかもしれません。
新生活のタイミングは、そんな買い替え時を探っている人にとっては絶好のチャンスと言えます。バスマットの衛生面が気になりつつも長く使っている人は、節目のタイミングで買い替えてみてはいかがでしょうか。バスマットはカラーや素材、デザインが豊富なので、新しいタイプにするだけでも足元の印象が変わるはずです。新生活に合わせて脱衣所の雰囲気を一新させることで、新たなスタートにもきっと弾みがつくでしょう。
2. 毎日使うバスマットの買い替え時期とは?
先ほど紹介した「バスマットに関する意識調査」によって、半数以上の人が1年以上バスマットを使用している事実が判明しています。「ちょっと古くなってきたけど、まだ使える」と長期間バスマットを使い続けている人は、くたびれたバスマットを使い続けるデメリットをしっかり把握しておくべきでしょう。
デメリット1
バスマットから変なニオイがする
洗濯をせずにバスマットを毎日使い続けていると細菌が繁殖しやすくなり、それに伴って変なニオイが発生することもあります。も ちろんマメに洗濯することでそうしたリスクを軽減できますが、長期にわたり使い続けることで衛生面の不安が増すのも事実です。
デメリット2
吸水力が落ちる
バスマットを長期間使用していると繊維が劣化するので、新品の頃に比べて吸水力が大きく落ちます。汚れを落とすために頻繁に洗 濯するとさらに繊維が劣化して吸水力の低下が懸念されるので、素材の傷みを実感した際は買い替え時かもしれません。
デメリット3
肌触りが悪くなる
バスマットの主な素材は化学繊維ですが、寿命は2~3年と言われています。それ以上使い続けると、バスマットを構成する化学繊維が劣化し、肌触りが悪くなってきます。
もしお使いのバスマットに上記の特徴が見られる場合は、買い替えることをおすすめします。しかし、上記の症状もなくまだ使えそうなバスマットに関しては、適切な買い替え時期はいつ頃なのでしょうか。その答えは約1年です。年始や年度などの節目に新調すれば、買い替えるタイミングを忘れる心配も少なくなるでしょう。また、お子さんがたくさんいるなど、家族が多い場合はバスマットの劣化も早くなります。その場合は半年ごとの買い替えがおすすめです。
なお、バスマットを処分する際は、それぞれの種類に合った対応が求められます。近年人気の珪藻土バスマットは不燃ごみもしくは、粗大ごみの扱いになるので注意が必要です。自治体によってゴミの分別方法は異なるので、事前に確認してから処分しましょう。一方で布製バスマットは燃えるゴミになるので、処分方法で苦労することはないでしょう。
3. バスマットはこれを基準に選ぼう!5つのポイント
「新生活に伴い新しいバスマットがほしい」「もうすぐバスマットを使い続けて1年だから新調のタイミングだ」という人は、買い替えのタイミングだと言えます。下記で紹介する買い替えの基準の5つのポイントを参考に、お気に入りのバスマットを探してみてはいかがでしょうか。
ポイント1
肌触り
バスマットは毎日触れるアイテムなだけに、肌触りは重要なポイントとなります。
快適に気持ち良く使えるように、肌触りの良いものを選びましょう。
ポイント2
吸水・速乾性
バスマットは濡れた足元を乾かすことが役割なだけに、吸水性や速乾性の高さはもっとも重視すべきポイントです。
ポイント3
耐久性
使用や洗濯による劣化の心配が少なく、耐久性が高いアイテムも人気を集めます。
特にお子さんがたくさんいる家庭などで重宝されるでしょう。
ポイント4
メンテナンス
風呂上がりに使うバスマットは、手軽に洗えて清潔感を保てるかどうかも重要です。
メンテナンスのしやすさも選ぶ際に注視しましょう。
ポイント5
デザイン性
デザイン性の高いバスマットがあるだけで脱衣所の雰囲気が良くなります。
空間のイメージを変えたい場合はオシャレなバスマットがおすすめです。
上記のようにバスマットはこまめな洗濯が必要ですが、機能面に優れたアイテムがたくさんあります。簡単に水洗いできて吸水性や速乾性も高いタイプを選べば、常に清潔かつ快適に使用できるでしょう。
4. 新生活に最適!おすすめのバスマットはこれ!
オカ株式会社では機能性が高いものからディズニーとコラボしたかわいいデザインのものまで、さまざまなバスマットを取りそろえています。その中からおすすめしたいバスマットを5つ紹介します。
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吸水・速乾性に優れたお風呂マットといえば「乾度良好®(かんどりょうこう)」。その中でも「Dナチュレシリーズ」はまるでホテルのような高級感を楽しむことができるバスマットです。シンプルだからこそ分かる良質な素材感、毛足の贅沢さを是非味わってください。
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監修者 樽川めぐみ
神奈川県で創業15年目となるハウスクリーニング専門店「キラッとハウス」の専務も務めるお掃除アドバイザー。夫が代表のため、夫婦経営で家庭内清掃をサポートしている。SNS上の認知度も高い。また、清掃業を営む経営者や企業に向けてのセミナーやコンサル事業として「Japan Cleaning School」を主催。「清掃業の発展からいつまでも綺麗な日本を」をテーマに掲げ、効率良くキレイに仕上げる清掃方法の指導や、経営のセミナーを開催している。