【ライフスタイリスト監修】

スリッパは、室内で足元を快適に保つためのアイテムです。快適さのみならず、足元を彩ることで、日々の暮らしをより楽しいものにできるでしょう。
靴や衣類と同じように、スリッパにも定期的なメンテナンスが必要です。しかし、どれくらいの頻度で買い替えるのが適切なのか、分からない方も多いのではないでしょうか。そのような方に向けて、スリッパの買い替え時期や選び方、おすすめのタイミングを紹介します。
1. スリッパはどれくらいで買い替える?

スリッパの寿命は、素材や使用頻度が大きく関係しています。そのため買い替えタイミングはスリッパによって異なりますが、一般的には半年から1年程度の頻度が推奨されています。
毎日使うスリッパは、足元の汗や汚れ、摩耗により少しずつ劣化していきます。足の裏と接触する部 分がすり減ったり、靴底のクッション性が失われたりすると、履き心地も悪くなるでしょう。さらに、汚れによって衛生面での問題も生じかねません。
ただし、中には洗濯できるタイプのものもあります。そのため、素材によってはより長く使うことも可能でしょう。洗う頻度は、夏場は週1回、冬場は2週間に1回程度が理想です。また、使った後は乾燥させたり、ローテーションを組んだり、使用方法を工夫することでもスリッパの寿命を延ばせます。
2. スリッパの買い替え時期
定期的な買い替えが必要なスリッパですが、具体的にどのようなタイミングで買い替えるのが適切なのでしょうか。衛生面と安全面、そして運気アップに基づいた3つのタイミングを紹介します。
- 汗をかく夏が終わったタイミング
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夏は暑さにより足元が蒸れやすく、スリッパは湿気や汗を吸収してしまいがちです。この場合、スリッパは不衛生になり、細菌やカビも繁殖しやすくなってしまいます。
そのため、汗をかきやすい夏が終わったタイミングでの買い替えは、理想的と言えるでしょう。また、夏場のスリッパ使用時は、靴下を履いた上で使用する、洗濯が可能なものであれば定期的に丸洗いする、といった工夫をすることで清潔さを保てます。
- 1年ほど履いて使い古したタイミング
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スリッパは、毎日履いていると1年ほどでクッションがへたってしまい、見た目や履き心地が悪くなってしまいます。底がすり減って滑りやすくなる場合もあるため、注意が必要です。
また、足元がしっかりとサポートされていない状態になると、足腰に負担がかかる恐れもあります。見た目やクッション性が悪くなったと感じたら、買い替えるタイミングと言えるでしょう。
- 風水やラッキーカラーに合わせたタイミング
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スリッパの買い替えを単なるメンテナンスと考えるのではなく、風水や自分のラッキーカラーに合わせて新調するのも楽しいものです。生活に新しいカラーを取り入れることで、日常に新鮮さが加わり、気分もリフレッシュできるでしょう。
とくに新年や新生活を迎えるタイミングでは、ラッキーカラーに基づいてスリッパを選ぶと、運気アップが期待できるかもしれません。
【関連記事】 【Dr.コパ監修】2025年最新ラッキーカラーは?自宅の運気を上げるインテリアを紹介!
3. スリッパの選び方
スリッパを選ぶ際には、素材やデザイン、機能性を重視することが大切です。以下のポイントを押さえて、自分にぴったりのスリッパを見つけましょう。
- 素材
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スリッパの素材は、快適さや耐久性に大きく影響します。例えば、コットンやリネンのスリッパは通気性が良く、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。一方、ウールやフリースのスリッパは保温性が高く、寒い季節に最適です。
汚れを考えるなら、EVA素材やPVC素材のスリッパであれば汚れに強く、拭くだけでメンテナンスができるため、長持ちしやすいでしょう。ただし、これらの素材は足が蒸れやすいため、部屋用に適しているとは言えません。トイレ用スリッパとして取り入れるのがおすすめです。また、スリッパではありませんが、ベランダ用のサンダルの素材としても向いています。
- クッション性
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スリッパのクッション性も、長期間にわたる使用や、快適さを左右する重要な要素です。足の負担を軽減し、疲れにくくするためには、厚めのクッションや弾力性のあるインソールが入ったスリッパを選ぶと良いでしょう。
立ち仕事をしている方や、家事をしている時間が長い方は、サポート力のあるスリッパを選ぶのがおすすめです。
- 滑りにくいソール
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スリッパを選ぶ際には、滑り止めがしっかりと付いているかも確認しましょう。フローリングやタイルの床では、滑りやすいスリッパだと転倒リスクが高まってしまいます。
とくに高齢者や小さな子どもがいる家庭では、スリッパの滑りにくさは安全面で非常に重要な要素と言えるでしょう。ラバーソールや特殊な滑り止め加工が施されたスリッパであれば、転倒を防ぐことが可能です。また、歩行時のグリップ性に優れているので、歩きやすさも高まるでしょう。
- 色やデザイン
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色やデザインも、スリッパを選ぶ上で楽しめるポイントです。無地やモノトーンの落ち着いたデザインは、シンプルながら洗練された印象で、インテリアにも馴染みやすいでしょう。
一方、ポップな柄や季節感のあるスリッパは、家での時間をより楽しく、リラックスしたものにしてくれます。
また、来客用のスリッパは、デザインだけでなく質感や高級感も意識すると良いでしょう。ライフスタイルやインテリアに合わせたデザインを選ぶことで、足元から心地良い空間を作り上げることが可能です。
- サイズ感
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スリッパのサイズ選びは、快適さを左右する重要な要素です。足にフィットしないスリッパは、履くことで逆に疲れやすくなってしまう恐れがあります。
大きすぎるスリッパは歩きにくく、足を引きずる原因になります。逆に小さすぎると足が痛くなったり、脱げやすくなったりします。一般的に、靴のサイズを基準にして選べば問題ありませんが、スリッパは靴よりもゆったりめに作られている場合が多いことに留意しましょう。また、厚手の靴下を履く季節には少し余裕のあるサイズを選ぶと、履き心地が良くなります。
4. おすすめのスリッパを紹介
寒い季節におすすめの、暖かさや履き心地が重視されたスリッパを紹介します。いずれも洗濯ができるため、長く清潔に愛用できるでしょう。
日本製 あったかウール混スリッパ
寒い季節にぴったりのウール混素材で、保温性が高く、足元をしっかり温めてくれるスリッパです。クッション性があり、快適な履き心地が期待できるほか、おしゃれ着コースや手洗いコースでの洗濯が可能。清潔さが保てるのもメリットと言えるでしょう。シンプルなチェック柄デザインで、カラーはベージュとグレーの2色から選べます。冬の贈り物や新築祝いとしてもおすすめです。
日本製 まるでソファのようなスリッパ
まるでソファのような柔らかい生地感が特徴で、足全体を包み込むような履き心地が魅力のスリッパです。クッション性が高いため、長時間履いても疲れにくく、立ち仕事や家事に最適と言えるでしょう。シンプルで上品なカラー展開で、来客用スリッパとしてもぴったりです。洗濯ネットに入れれば洗濯機が使える のも嬉しいポイント。
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監修者 福井栄里
ライフスタイリスト/二級建築士/インテリアコーディネーター
暮らしく株式会社 代表取締役
心地よいデザインと暮らしやすい設計。インテリアデザイナーと設計士の双方を兼ねる形で、顧客の「大好きで暮らしやすい」住まいづくりに取り組んでいる。これまで1200組以上の住まいのコンサルティング経験から潜在的なお客様の希望を引き出し、形にすることが得意。現在はリノベーション設計・デザイン、コーディネート、セミナー・インテリア講座講師など住宅・インテリアの分野で幅広く活躍中。